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2012年7月29日日曜日

雲の向こう、約束の場所


3つ目もアニメ
新海誠というその筋では有名な人の作品




題名
雲の向こう、約束の場所
監督
新海誠
ジャンル
SF・青春・アニメ
評価
85点

あらすじ
青森?の高校に通う主人公と同級生の少年少女の織りなすSF青春アニメ。
現代と殆ど変わらない、しかし北海道と呼ばれる場所に立った高い高い塔がそこが今とは違う場所であることを示している。だが高校生の日常はそう大差なく、部活とバイトそして飛行機作りという一大テーマに向けて努力する日々、そこにひょんな事からヒロインの少女が加わることで物語が始まる。

感想
あらすじが適当になってしまったが、正直あらすじに書くことは少ない。
なぜなら最初から最後まで通じて、???のオンパレードだからだ。なぜヒロインの少女が特別あの塔に選ばれたかも不明だったし、主人公がヒロインと感応しているのも謎のまま。塔の設定も一応概要だけはわかるものの肝心の部分はわからないままで、結局何がしたかったかも?なままだ。
青春部分においても、心理描写が物凄く上手い作品というわけでもなく、とりあえず最後は想いあってた二人が一緒になれてよかったなぁという感想や、絶対的孤独への恐怖を描いているのみに過ぎなかった。
それでも見てよかったなと思うのは、まず圧倒的に美術の美しさだ。見たのはDVDでだったが精細に描かれたディティールは他のアニメ映画と比べてもずば抜けているし、実写と比べても絵画的な美しさがある。それは田舎のシーンのみに留まらず、空をとぶシーンや都会での細かい部分でも同じ。
そして何より、その美しい映像と音楽そして演出を上手く組み合わせているのが素晴らしい。
逆にいえば、それらの演出のためにこの映画があるわけで、物語や世界観はそれを盛り上げるためだけの舞台装置といってもいいかもしれない。量子論に絡めたり、かっこいい飛行機だったりとSF好きの気持ちを震わせるガジェットは出ているものの、それはあくまでストーリーや世界観と同じくおまけに過ぎないという印象が強く残る。
結果として映画、アニメとしてのよさを面白い形で引き出していると思う。後から考えると、疑問や謎の残る部分もあるが映像音響作品として見たとき、やはり素晴らしい出来だなと感じてしまう。




マルドゥック・スクランブル 圧縮

次もアニメ
これは原作が沖方なんとかさんの作品。


題名
マルドゥック・スクランブル 圧縮
監督
工藤進
ジャンル
SF・アニメ
評価
50

あらすじ
主人公の15才で娼婦をやっていた少女が殺人事件に巻き込まれた所からスタート。超法規的措置によって素体とよばれる人工的な身体を手に入れた彼女は、彼女を殺した犯人を追い詰めるべく彼女を蘇らした警官?達と協力して立ち向かう

感想
あらすじはあるのだが、正直ストーリーは飾りな感じ。小説の方も持っているのだが、文体が読みづらく毎度中止しているので中身はわからない。また今度挑戦してみようと思う
内容はといえばとにかくエログロといったところだろう
戦う美少女というキャラクターは最早マンネリ感があるほどに一般的だが、それでもアニメとはいえ15才の美少女な艶っぽい姿や、パッツンパッツンの服を着て戦う姿は何か見てて思う所がある。ただこの映画は、終わってみればそれだけかなぁという所。最後のアクションシーンなんかは凄いなぁと目を見張るのだが、やはり原作映画にありがちな詰め込みすぎ端折りすぎで、登場人物の心情が上手く伝わらず派手なシーン、エロいシーン、グロいシーンに目がいってしまう
今作は、まだ続編があるので導入部ということで派手にしたのかもしれないが、これだけではあまり評価できない。エログロが見たい人は楽しめると思う


海が聞こえる

まずこの間借りたのから、写真は集めてくるのが面倒なのでアマゾンからの引用(アフィですのでクリックには注意)です
最初からアニメだらけだけど、むしろ見てる映画でアニメは少ない感じだから!いやアニメも見るけどね



題名
海が聞こえる
監督
望月智充
ジャンル
アニメ、青春
評価
80点

あらすじ
出だしは主人公が卒業したばかりの高校の同窓会に向かうところから始まる。そこで思い返す、ヒロインとの高校生活での出来事が本作の内容となる。
高知県で生活する主人公と、東京からわけありで引っ越してきたヒロインのあくまで等身大で虚飾のない高校生の二人が繰り広げるラブストーリー

感想
まず、ヒロインが棒すぎる。ただ、気になるのは最初だけですぐに馴染んじゃうのが人間の不思議。
続いて不思議なのは、最初から哀愁全開の主人公なんだけど設定によればまだ大学1年の夏らしい。大学入って半年経たないうちにあそこまで高校時代を懐かしむってのはなんだかなーと思わないではないが、高知弁は楽しげだしアニメキャラにありがちなちょっと現実離れした性格設定もなく違和感は殆どない。
それだからか、テンポよく進んでいく物語が小気味良く、それでいて理想の高校生活というわけではなくもどかしい高校生活を描いていたのが好印象。そりゃそうだよね。あの年頃でほいほいくっついたり、離れたりできる人間ばかりではないさ。
最後は良い感じにハッピーエンドだったし、綺麗にまとまっていた印象がある。ジブリらしい大作ではないものの古い作品なのに丁寧な造りにちょっと感激